回避依存

回避依存とは、束縛されたくなかったり、大事な話ができなかったり、恋人や夫婦という近い関係において、その状態や問題解決を回避しようとする依存症らしいです。
回避依存者には様々なタイプがいて、独裁者のように「自分が絶対で、おまえは間違っている」というタイプや、少年のように理想を追うタイプ、問題が浮上すると逃げようとする脱走者タイプなど、いろいろあるようです。

私の実家の祖父、父、弟は、回避依存者です。
大切な話をしようとしても、逃げてしまいます。
自分の好む話はできるけど、他者からの話は受け付けてもらえません。
常に、自分は間違っていない、というスタンスです。
現実逃避と言いますが、まさにそうで、親子三代にわたって浮気症です。
私もその部分を持っていますから、現実に向き合うのが怖いんだろうな…ということが理解できます。
現実がそれほど怖いものではないと、いつか彼らが気づく日ってくるのでしょうか。

そう考えると、私は付き合う人付き合う人、皆回避依存者で、私は家族を含めても回避依存者との付き合いしか知らないから、普通の「逃げない男性」がよくわかりません。
もちろん、主人もそうです。
実はその問題の大きさに気づいたのは今朝。
私はようやくまともな人に出会えた(=サラリーマン)と思って結婚したのですが、彼もまた被虐待者であり、回避依存者です。

私は自己肯定をしても良いということを実感することができたばかりで、主人との関係に向き合うのはこれからだと思っていたのですが、よく考えてみて、その闇の深さに驚き、怖くなりました。
私はお父さんみたいな人(独善的)とは結婚しなくて良かったと安心していたのに、まさにそうだったから。

主人は人当たりもいいし、きちんと生活費も渡してくれるし、軽い会話なら問題ありません。
でも心の通い合いは私たちにはありません。
私が困っているときは、スーッと逃げてしまいます。
困っているときとは、義母が私にメールを寄越すたびに私の具合が悪くなるから直接話して欲しいと何度も頼んだ時や(親子だし)、私が転換性発作で体が動かなかったりする時です。
でも、私は彼に気を使っていました(これでも)。
サラリーマンを立派にやっている人に、私ごときが文句を言える立場ではないと思っていたし、ことあるごとに「JJはわがままだ」と言われていたからです。
喧嘩なんてしたことありませんでした(深い話してませんから)。
8月に私の右足が動かなくなった時、彼はキレて怒鳴り、家から逃げようとしました。
なんだかこの展開は以前も経験したような…とも思いつつ、私のサラリーマン幻想はかなり強かったので、私が責任感じたりしてました。
あの日、私は子供をいつか酷く虐待してしまうんじゃないかと不安が大きくなり、子供を預けてでも専門病院(都内の病院)で治療に専念したいと泣きました。
子供が可愛いのに、カッとなると酷い言葉を投げつけたり、泣いている子供を置いて布団にまるまって聞こえないようにしていたからです。
それで、彼はキレてしまったのです。
「自分だったら息子のことを完璧にみてあげられる。JJはなんでそんなにわがままなんだ」
主人はそう言いました。
平日5日間、息子に会っていないのに?
土日だって釣りに行ってしまう時があるのに?
まるまる1日みただけでぐったりしてるのに、よく考えたらおかしな話です。

なんだか、これからの課題に立ち向かえるか、不安です。
頑張りつもりですが。
でも正直、今は離れたいというのが本音です。
彼が周りにいい人だと思われているのも、つらい。
心の通い合いが難しいから、立ち止まってしまいます。
明日はカウンセリングなので、頭の中をきちんと整理しようと思います。


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2009年10月22日 Posted byJJ at 00:01 │Comments(0)AC

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