6月10日 4回目

カウンセリングの記録です。

今回は学生時代の話ではなく、主に2点、気になっていた話をしました。

まず、義理の両親と主人の話。
「いい人」で書いた問題を話しました。
私は自分が損をしているように感じていて、すごくつらいです、と伝えました。
先生は
「では、なぜ義理の両親などからそのように扱われたのか、それについてはどう思いますか」
と、聞かれました。
「きっと私が私自身をきちんと持っていなくて、つつけば倒れる人間だと彼らが見抜いたからだと思います」
そう答えました。

そして2点目。
大切な友人からのメールで、なぜかわからないけれど、落ち込んでしまったことについて。
これには原因が2つあることがわかりました。
彼女はいつも親身になっていろんな話をしてくれます。
そんな彼女から、あることについてのアドバイスをもらい、自分の意見を言えないまま安易に彼女に同調した返信をしたことが1つ目。
「私はこう思うけれど、その場合はどうしたらいいと思う?と、聞いてみるのはどうでしょう」
先生の一言で、ああ、コミュニケーションてそうだよな、と私は気付きました。
私は私の気持ちや考えを素直に伝えられていなかったな、と。
そして2つ目。
彼女が深い意味で書いたわけではない一言が、私の過去に引っ掛かる言葉であることがわかりました。
それに気付いた時は、涙が出ました。
「私には本当に嫌な過去があるんです。だから、それを彼女に好きでやっていたと思われていたら、つらいです」
私はそう話しました。
「こういうことは大事なことだから、大切なお友達にきちんと伝えるといいと思います」
先生は仰いました。
「普通に話し合えることだと思いますよ」
とも。

私はそこで、その友人を失いたくないために、自分の気持ちに蓋をしようとしていたことに気付きました。
私が本音を語ったら、彼女が怒ってしまうんじゃないかと怖くなっていたことも、わかりました。


「いい人になる必要は、ないんですよ」

先生の仰ったその言葉は、今回話した2点の問題に絡む私の生きにくさを解放する言葉でした。

いい人でありたい、いい人でなくては見捨てられる、それは私の長年の処世術です。
家族という密室の中で受け入れられなかった私の気持ちは、外に出たら尚のこと、他人の怒りを買うだけだろうと、私は自分の行動パターンを決めてしまっていました。
義理の両親に対してもそうです。
実際変なのだから、自分に素直になれば良かったのかもしれません。
変だから縁切っちゃいましたってことも、周囲に隠さなきゃいけないと自分を追い込む必要も無かったかもしれません。
そのうち義父並みの変人に遭遇してもスルーできるくらいの「私」がいればいいけれど、これはとても難しいことです。
それはまた、カウンセラーとともに突き詰めて考えたい課題です。


先生は
「JJさんはいつもよく考えて、その結果どう感じたのかというお話をされますね。それが悪いと言っているんじゃないんですよ。そういう印象です」
と、最後に仰いました。
その時感じたこと、思ったこと、そういった生身の感情がなかなか出てこないということでしょうか。
私は活き活きと話すのが苦手です。
カウンセリングの数を重ねるうちに、カウンセラーにも「いい人」であると思われたくて、行動パターンを繰り返し始めているような気がしました。


もっと素直に自分の気持ちに耳を傾けよう。
泣きたいときは、泣けばいい。
まずはカウンセリングの場で練習していけばいい。

今回のカウンセリングで得たものは、それです。


メールをくれた友人には、その後、その話を素直にメールしてみました。
そうしたら彼女が電話をくれて、ゆっくり話をすることができました。
どうしたらいいと思う?という質問はまだしていませんが、近いうちにそんな話ができたらいいなと思っています。


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2009年06月11日 Posted byJJ at 10:05 │Comments(0)カウンセリング

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